N響、モーツアルトからジミヘンまで
- 2017/3/13
- 尾道のニュース
3月12日午後、しまなみ交流館ホールで「NHK交響楽団メンバーによる弦楽四重奏」が行われ市民など600人が来場、国内最高レベルの演奏に酔いしれました。N響から齋藤真知亜さん(第1ヴァイオリン)、山岸努さん(第2ヴァイオリン)、中村洋乃理さん(ヴィオラ)、村井将さん(チェロ)が出演、前半ではそれぞれのパートの楽器を紹介しながらサン・サーンスの「白鳥」、フォーレの「夢のあとに」などを演奏、最後は前日に発生から6年が経過した東日本大震災に思いを馳せ復興支援曲「花は咲く」を演奏しました。後半では、アナと雪の女王の主題歌「レット・イット・ゴー」やNHK大河ドラマ「真田丸」メインテーマなどドラマや映画音楽からおなじみの曲を披露、チャップリンの独裁者で使用された「ハンガリー舞曲5番」では、おどけながら演奏し会場の笑いを誘いました。最後はビートルズの「バックインザUSSR」で締めくくりました。アンコールでは齋藤真知亜さんが20代のころにクロノス・カルテットの演奏を聴いて衝撃を受けた思い出の曲「パープル・ヘイズ」(ジミ・ヘンドリクス)を披露、会場からは大きな拍手が沸き起こっていました。