JA本店で振り込め詐欺防止訓練

尾道警察署は5日、JA尾道市の本店窓口で振り込め詐欺を事前に防ぐための模擬訓練を実施しました。来店者の高額な振り込みや出金の申し出に対して詐欺である可能性を伝え、被害につながらない窓口対応や対策を再確認しました。訓練は、被害者役の警察署員が来店し、息子からの電話でリフォーム代金の支払いのため振り込みの申し込みをするという設定で、同店窓口の職員が家族へ連絡をとるように促し、振り込みを思い留まるよう説得しました。窓口対応した女性職員は訓練を振り返り「犯人を信用している被害者に不快な思いをさせないように対応するのが難しく、とにかく冷静になってもらうことが必要だと感じました。」と話していました。尾道警察署生活安全課の豊田祐二課長は「詐欺に共通した『電話』『急ぐ』などのキーワードを察知し、声かけをすることが重要。」と訓練を解説し「金融機関には最後の砦として防止に努めてもらいたい。」と職員に呼びかけました。同署によると、平成24年に同署管内で振り込め詐欺等を含む特殊詐欺は13件発生し、被害総額は県内でもワーストクラスの1億円に上ります。高齢者を標的にしたものが多く、恫喝する強硬な手口も発生しています。(情報提供:JA尾道市)
写真説明:被害者に連絡を促す女性職員

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