自転車で楽しむ秋 cycle 杉谷紗香さん
- 2023/11/10
- 尾道のニュース
「自転車生活を楽しく」をテーマにフリーペーパーとWebマガジンを発行するピクニック社 cycle編集部から編集長、杉谷紗香さん(尾道在住)をお招きして「サイクリング+ハイキング」、「焚き火ライド」、「コーヒーアウトサイド」など、自転車で楽しむ秋についてお聞きました
(ゲストコーナーの書き起こし 放送日2023年11月10日)
フリーペーパーcycle編集長、杉谷紗香さんです。よろしくお願いします。
杉谷紗香さん(以下敬称略):よろしくお願いします。
尾道が好きすぎて、大阪から移住してきたという杉谷さん
杉谷:もうすぐ3年経ちます。来たのが2020年の年末だったので
すっかりもう尾道人って感じですね
杉谷:ちょっとまだ、大阪弁が抜けないんですけど、少しずつ馴染んできてます(笑)
尾道での自転車ライフをご紹介いただいていますが秋ならではの自転車の楽しみ方ということで、cycleのNo.59が出ました
杉谷:10月28日かな、59が出たんですけど。次の号でちょうど15周年。年4回なんで。節目60の一つ前の号ではあるんですけど。自転車乗るのは秋は一番楽しい時期なんで。涼しいし
ちょうどいい感じで。今回特集されてるのがサイクリング+ハイキング
杉谷:そうですね。楽しみ方は乗るだけじゃないよっていうところは結構cycleで紹介してるんです。ハイキングって結構バスとか自家用車で行かれる方が多いと思うんですけど、自転車で行くのも結構楽しくて。そんなに高い山登らなくてもいいんです。近くの低山ハイキングぐらいの感じで。近くのサイクリングロードをちょっと楽しんだ後に短めの山登って降りてくるぐらいのハイキングを組み合わせたら、歩きもできるし、走っても楽しいし。結構アクティブですけどそんなハードでもないので。楽しいところはこの県内にもたくさんあると思うんです。向島でも高見山とか、それこそ千光寺山も自転車で麓まで走ってハイキングできると思います。記事は大阪の箕面公園っていうすごく有名ないい滝があるところなんですけど、その先を目指して2.5キロぐらいハイキングして、その麓の公園の入口のとこまで街中から自転車で走っていくっていうな記事を展開した感じです。
焚き火ライドっていうのも紹介されて
杉谷:そうです(笑)同じ号の中の違う記事で。焚き火楽しいんですよ(笑)行った先でコーヒー飲んだりとか、火を焚くんですけど、火を見てるだけでも結構楽しくて、意外と。私もよくするんですけど向島の海岸は基本的に焚き火はどこでもOKらしくて。大阪とか都会は焚き火禁止とかバーベキュー場じゃないと駄目ですよっていうのがあるんですけど、しまなみ海道は結構キャンプ場もいっぱいありますし。火を見るだけで結構テンション上がるんですよ(笑)なんか見てるだけですごい嬉しくなる感じ。
癒し効果があるって言いますよね
杉谷:パチパチ言う音とかね。焚き火のグッズとか意外と100円均一ショップでも売ってるんですよ。近くのセリアとかダイソーとかにもあるので。そういうところで簡単な、お値段抑えたものでやってみるもいいと思います。記事の薪も多分ダイソーで買ったやつだったと思います
そうなんですね~
杉谷:そんなに本格的でなくてもやる方法はいろいろあるので。必要な道具とかは紙面の方にも載せてるんですけど、ちっちゃめの自転車に取り付けるバックに入れてやる焚き火を紹介したりしてるんです。全然ママチャリでもできますから
このちっちゃいレクタグリルっていうのは?
杉谷:すごく小さいお弁当箱ぐらいの、すごく薄いものなんですけどそれを組み合わせたら、その焚き火台になって。平らで軽くて持ち運びできる焚き火台も結構出てたり。紙面で載せたのはダイソーじゃないんですけど、キャンプブームが盛り上がってるので専用の道具とかもあるし、軽い装備でキャンプする人たちのカルチャーもあるし、ミニサイズの物ってたくさん出てるんで、そういう組み合わせで何でもできそうな気がします
焼いたらいいよっていうおすすめのものとかありますか?
杉谷:すごく小さい芋とか(笑)料理するにはちょっと小さいなっていうものをアルミホイルに包んでいって焚き火に入れとくと2、30分で焼けて美味しくなるので。ホクホク食べたりしてます。一番簡単なおやつでしたらマシュマロ。マシュマロ持って行ってクッキーで挟んで食べたら美味しいです。装備をたくさん持って行けるんだったらコーヒーの道具を持って行ったら焚き火でコーヒーも楽しめるから。焚き火でお湯を沸かしたらコーヒーでも紅茶でも温かいお茶飲んだりとかもできるので。火が焚けたら何でもできますから
確かに。コーヒーアウトサイド?
杉谷:はい。最近、私、外でコーヒーを飲むのにはまっていて。友達にバリスタで自転車の好きな方がいて。この間、その人と一緒に向島を半分ぐらい走って。海辺でコーヒーを飲むのが2時間ぐらい、サイクリング30分(笑)ほとんど飲んで喋ってるだけなんですけど、でもちょっと温かい飲み物をゆっくり飲むだけでも楽しいんで
いいですね〜(笑)
杉谷:向島は焚き火もできるしコーヒーも飲めるし。ハイキングも高見山でできると思います。紙面で紹介したのは兵庫県の猪名川っていう川、宝塚とかちょっと山手の方なんですけど。河川敷で焚き火ができるところがあって。山の方に入っていくとかだど自転車では行けなかったりするんですけど、猪名川って割と誰でも走れたり、ランニングの人も多かったりお子さん連れで川遊びしてる人もいたりするところで。すごく楽しいところです
尾道だったらたくさん楽しめる場所もあるよってことですね
杉谷:しまなみ海道近辺どこでもできるんじゃないかなと思います。外遊びがすごくいい時期なんで11月下旬か12月頭ぐらいまではまだ自転車でも走れるので、ちょっと立ち止まるとちょっと寒い時期なんで温まるものとかをアクティビティとして取り入れたら自転車で走るだけじゃない楽しみができるんじゃないかなと思います
今回のcycle、BMXレーシングで初優勝した中学生の魚谷君が紙面に
杉谷:取材させていただいた練習のコースが隣の岡山県笠岡市で。そこにすごい大きなコースがあって、練習風景とか見せてもらったんですよ。もうすごいジャンプ。コブのとこを飛ぶし、かっこよかったです。うちの子供も取材についてきて一緒に走ったり、ちょっと体験させてもらったんですけど、ハマってました。普通のサイクリングとまた違う自転車だし、フルフェイスの顔を全部覆うヘルメットもかぶるので。もう全然違う競技って感じです。やっぱり速いのが楽しいみたいです。私はそこまで度胸がなかったんで、できてないです(笑)モーターもなくて、自分の体重と、体重移動だけで速度が出るので、すごいなと思って取材してきました
来年アメリカ国際大会に行く尾道の魚谷くんの記事をみんな見てるっていう
杉谷:いろんなエリア、全国にcycleを届けているので。しまなみから世界に行く選手を本当に応援したいなと思うので。ぜひ皆さんも手に取って読んでいただけたらと思います
最後に、今回、表紙が…
杉谷:はい。今回ちょっと面白いですね(笑)出ていただた方はウィリー・マーキュリーさんという方で。クイーンっていうバンドのボーカル、フレディ・マーキュリーが好きすぎて、フレディになりきって自転車のイベントでMCをされてる方。元々自転車選手で、今は若い方のサポートというか、そういう活動をずっとされてる方です。今回のcycleでは前輪を上げる技ウィリーを、私が体当たりで教わるという特集をしたので、表紙にも出ていただいてって感じです
だから“ウィリー”・マーキュリー(笑)
杉谷:ウィリーの達人のウィリー・マーキュリー。すごい面白い方で、目力がすごいですね。もうかっこよすぎで。最初SNSで知ったんですけど、冬でもタンクトップでウィリーするっていう(笑)すごい面白い方です。ぜひ検索してみなさんも動画を見てほしいです
このcycleはもう尾道でもいろんなとこでいただくことができる?
杉谷:今週あたりからいろんな設置店さんに届いていくかなっていう感じなので、もし見かけたら、今回、黄色いジャケットのウィリーさんが目印なので、ぜひ読んでみてください
株式会社ピクニック社、フリーペーパーのcycle編集長、そして発行人でいらっしゃいます杉谷紗香さんに、尾道の自転車ライフをご紹介いただきました。
杉谷さん、やっぱり、クイーンかけときましょうか(笑)
杉谷:ぜひぜひ何かテンション上がる感じで(笑)自転車乗っていきましょう。ありがとうございました!
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