向島トマト最盛期、甘さ乗り出来は上々
- 2013/6/6
- 尾道のニュース
JA尾道市トマト部会(向島地区)が生産する大玉トマト「桃太郎ヨーク」の出荷が最盛期を迎えています。4月の低温の影響で出荷始めが例年から3日ほど遅れましたが、5月下旬の高温で順調に生育し、遅れを取り戻しています。8月上旬まで約400tを出荷する見込みです。JA尾道市向島営農センターの選果場では生産者が早朝から収穫したトマトを大きさや着色具合を自動選果機で3等級6階級に分け、福山を中心に県内の市場へ出荷します。同営農センターの井上センター長は「市場を絞り込み、その地域のシェアを伸ばすことで少しでも高単価での販売をしたい。量販店で対面販売するなどPRにも力を入れ顧客を獲得したい。」と話しています。JA尾道市トマト部会員25人が生産する「桃太郎ヨーク」は1玉が約200グラム(2Lは250グラム以上)の大玉で甘みが強く市場からの高評価を得ています。加温ハウス栽培の出荷は5月上旬から始まり、6月には無加温ハウス栽培が加わりピークを迎えています。今年から30歳代の新規就農者の出荷が1名加わり、産地を盛り上げています。
情報・写真提供:JA尾道市