7日午後、「尾道市の救急医療を守ろう!・救急医療の現状と問題点」と題した市民公開講座が門田町の尾道市総合福祉センターで開かれ約230人が参加しました。尾道市民病院と市立夜間救急診療所、JA尾道総合病院、公立みつぎ総合病院の医師がそれぞれの病院の救急医療体制や医師不足、コンビニ受診と呼ばれる安易な夜間救急の利用、救急車の不適正利用などいった問題点を報告しました。続いて平谷祐宏市長が登壇し「尾道市の救急医療を守るために」と題し講演。「医師不足が夜間救急診療所を併設する市民病院の勤務医の疲弊につながり、労働環境の悪化からさらなる医師の減少で診療科目の休診などく負の連鎖に陥っていき、いずれは地域医療の崩壊につながる。負の連鎖を断ち切るために、医療機関と市民、行政が一体となって取組必要がある」と語り。「まず、市民病院の勤務医の負担を減らすために、夜間救急診療所を市民病院内から市総合福祉センターの敷地内に移設。このことで、市内の総合病院や尾道・因島・松永沼隈地区の各医師会からも医師を派遣しやすくなる。市民には、かかりつけ医を持つ、診療時間内に受診する、健康診断を受ける、救急車の適正利用を」と協力を呼びかけました。
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