平田玉蘊顕彰会発足
- 2010/5/21
- 尾道のニュース
尾道出身の女流画家・平田玉蘊の偉業を顕彰する「平田玉蘊顕彰会」の発会式が20日、午後6時からベイタウン尾道組合会館で開かれました。
平田玉蘊は、江戸時代後期に活躍した女流画家で、菅茶山ら文人らと交流があり、頼山陽と親交があったことで知られています。これまで玉蘊忌実行委員会として、命日の6月20日に菩提寺の持光寺で法要を営むなどしてきましたが、昨年、中心となって活動していた文化財保護委員の入船裕二さんが逝去。入船先生の意志を継承し、新たにスタートするため「平田玉蘊顕彰会」として発足しました。
発会式では、新しく行う事業などの意見が出され、後世に伝えるために取り組んでいくことなどを確認しました。