ひな祭りにわけぎを食べよう

27日、しまなみ交流館前広場でわけぎの試食キャンペーンが行われています。(午前10時~午後1時)わけぎのぬたやわけぎ餃子それにわけぎのチヂミが用意され、市民や観光客らが焼きたての餃子などに舌鼓を打っていました。尾道市は全国一のわけぎ生産量を誇り、主に吉和、向島、因島地域で栽培されています。わけぎはその分球の数の多さから子孫繁栄の縁起物として食されており、関西では昔から女の子の健やかな成長を願う「ひなまつり」に、縁起物のわけぎを食べる習慣があるということです。尾道市では地産地消に力を入れており、「ひなまつり」には、地元のわけぎをたくさん食べてもらおうと市とJA尾道市が主催しました。会場では、試食の他アンケート回答者にはわけぎとわけぎを使った5種類の料理のレシピも配られ喜ばれていました。わけぎはねぎとよく似ていますが、漢字で「分葱」と書くように種子で繁殖するねぎと違い、株分かれして増えるのが特徴です。カルシウムや鉄分など栄養も豊富で、ビタミンA(カロテン)やビタミンCはねぎよりも多く含まれているといわれています。尾道産のわけぎは「広島わけぎ」ブランドとして出荷されており豊かな香りと甘みが特徴です。

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