新JA尾道総合病院の竣工式

広島県厚生農業協同組合連合会は、17日 午後、平原1丁目に新築した新JA尾道総合病院の竣工式を行いました。
竣工式では、まず、東日本大震災で犠牲になった方の冥福を祈り黙祷を捧げたあと、経営管理委員会の上野泉・会長が挨拶にたち、「急性期病院、災害拠点病院、がん診療拠点病院として中核的な基幹病院をめざしていきたい」と抱負を述べました。
新病院は、ベッド数393床、鉄筋コンクリート造りで本館は免震構造の地上7階、塔屋2階、付属館は地上5階、一部地下1階で、敷地面積は6782坪。のべ床面積は駐車場棟も含めて1万2679坪です。高度医療に対応して、救急部門、手術部門、放射線部門を拡充。療養環境を整備し、トイレ・シャワーを備えた個室を107室、設けています。新病院は5月1日から開院で、入院患者の移送をしたあと、外来は5月6日から受け付けます。
また、古浜町の現病院について、尾道総合病院の伊藤勝陽(かつひで)院長は、「東日本大地震で被災し、治療や介護を必要としている人を受け入れ、役立てていきたい」と話していました。


挨拶する上野泉・組合長


免震構造

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