- 2012/2/11
- 尾道のニュース
平成23年度小林和作奨励賞の授与式が11日、尾道市立美術館で開かれ、尾道大学大学院美術研究家油画コース1年生の酒井一樹さん(23)に賞状と奨励金30万円が贈られました。小林和作奨励賞は、昭和56年に小林和作の夫人・敏子さんからの寄付金をもとに創設された基金により運用されており、平成17年度から制定。尾道市の美術振興に寄与することが期待できる若手美術家である尾道大学大学院美術研究科の学生(1年生)を対象にしており、昨年までに6人が受賞しています。男性の受賞は今回が初となります。酒井さんは「これからも自分の描きたいものを描いていきたい」と受賞の喜びを語っていました。酒井さんの作品は市立美術館で現在開催中の尾道大学卒業制作展の会場内に展示されています。
※作品について解説する酒井さん