吉梅さん、しんかい6500を語る
- 2014/1/18
- 尾道のニュース
因島三庄町出身で、海洋研究開発機構「しんかい6500」の元潜航長・吉梅剛さんによるトークショー「深海の世界 しんかい6500の深海探査」が18日(土)、芸予文化情報センター多目的ホールで開かれました。吉梅さんは因島三庄町出身で、弓削商船高等専門学校を卒業後、海洋科学技術センター(現 海洋研究開発機構)に入所。整備士などを経て、しんかい6500のパイロットをつとめました。
トークショーは、エフエムおのみちパーソナリティ 河上のりこさんとの対談形式で、スライドや映像を交えて「しんかい6500」の仕組みを解説。吉梅さんは「しんかい6500」に乗るときに着用する特殊なつなぎを着て、実際に使用されていたメタクリル樹脂製の覗き窓などを持ちこむなど300回を超える抱負な潜航体験を元に、深海の世界について語りました。
トークショーの後にはステージ下で吉梅さんの著書『ぼくは「しんかい6500」のパイロット』の販売とサイン会、記念撮影が行われ、海洋ファンや地元の人らが吉梅さんとの交流を楽しみました。