消防司令センター運用始まる

尾道市と三原市が共同で管理運用する尾道市・三原市消防司令センターの開設披露式が25日(火) 午後、開かれ、尾道市の平谷祐宏・市長、三原市の天満祥典・市長、世羅町の奥田正和・町長らが出席しました。

尾道市・三原市消防司令センターは、東尾道の尾道市消防局内にあり、三原市・世羅町内と尾道市内からの119番通報受信と出動の指令を一元化。高機能消防指令システム設備で、現場特定や出動指令までが迅速化します。
広域災害時には県内広域消防相互応援協定による出動が迅速・確実になり、災害通報の受信時から尾道・三原の両本部で災害情報の共有にもつながります。
また、通信機器の整備費用と保守管理費用の削減にも繋がり、通信業務員の削減、他の部署への効率的配置が可能になるなど、行財政上にも効果があるということです。

尾道市の平谷市長は、「県内で初めての広域応援出動で、効率的に運用ができる。また三原・尾道の交流促進に結びつき、安心・安全に暮らしていける」とあいさつ。テープカットで完成を祝いました。

消防司令センターはすでに今月5日から試験運用を始めており、来月1日に正式に運用を開始します。

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