cycle 編集長 杉谷紗香さん
- 2023/8/18
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「自転車生活を楽しく」をテーマにフリーペーパーとWebマガジンを発行するピクニック社 cycle編集部から編集長、杉谷紗香さん(尾道在住)をお招きして「しまなみ海道 親子で夏旅」、「チェアリング」、「自転車を改造したジューサー」など、自転車にまつわる楽しい話をうかがいました。
(ゲストコーナーの書き起こし 放送日2023年8月18日)
パーソナリティ(以下、P):ゲストコーナーです。株式会社ピクニック社より「自転車生活を楽しく」という、フリーペーパー 季刊紙cycle(サイクル)の編集長、杉谷紗香さんをお迎えしました。こんにちは、よろしくお願いします
杉谷紗香さん(以下敬称略):お願いします
P:今日も自転車生活が楽しくなるお話をいろいろ聞いていきたいと思います。ゴールデンウィーク以降、暑い中もサイクリストの方、来られてますね。
杉谷:そうですね。たくさん来られてますね。走りたい景色があるんだと思います、しまなみ海道に
P:走りたい景色がここにあるんですね
杉谷:ここでなきゃ見れない景色のために、皆さん遠方から来られますね
P:フリーペーパーのcycle(サイクル)、いろんな自転車さんとかに?
杉谷:そうですね。飲食店さんとかにも結構置かせてもらってます。アイスクリームのtsubuta SANK!さんとか、この近くでもシネマ尾道さんなどいろんなとこに置かせてもらってます。自転車で行きたくなる目的地に置かせてもらってることが多いので、見つけたら手に取ってもらえたらと思うんですが、最新号、58号が出ました
P:58号の5ページ。杉谷さん、息子くんと2人で写真つき1ページで大きく
杉谷:はい、夏旅。
P:尾道駅を出発して
杉谷:そうですね、行きましたね
P:息子さん、今何歳?
杉谷: 9歳です。小学4年生で、もうすぐ10歳ですね
P:お母さんそっくり(笑)
杉谷:眼鏡が似てるのかなって気はしますけど(笑)
P:かわいいね
杉谷:ありがとうございます
P:9歳でお母さんと2人で夏旅、どんな旅を?
杉谷:20キロ、30キロ走れるので、いつもは向島1周したり、隣の因島に行ったり。このときはちょっと長い距離を走ってみようということで、瀬戸田を超えてさらに大三島まで。帰りは同じ道を走るのはしんどいので、瀬戸田から尾道駅前までフェリーで乗ってくるっていう。ワンウェイな感じですけど、ショートカットしながら楽しく長い距離走る旅をやってみました
P:お母さんの前を息子さんが走るみたいな?
杉谷:このときはそうですね。先を走ってもらいました。後ろから状況を確認しながら、車近づいたよとか言えるので。子どもと一緒に走るときは私の場合、子どもに先に走ってもらう方がいいですね。まあ景色もいいですからね
P:どうですか、息子さんの感想は?
杉谷:そうですね、長い距離走るとやっぱりしんどい気持ちもあるけど、達成感があるっていうことで。このときは大三島のサイクリストの聖地って大きな石碑があるんですけどそこまで行って記念撮影したり、多々羅大橋、広島と愛媛の県境で記念写真を撮ったりとか。そういうスポットで記念撮影もできたので、すごい達成感があったみたいです
P:あと、あそこに行ってあれ食べようねとかそういうのも楽しみの一つ?
杉谷:そうですね。今回も私が大好きなハンバーガーを一緒に食べに行って。瀬戸田のバーガー.ゴロッケンですね。すごい美味しいんで、ちょっと早めの時間、11時ぐらいに着くように行って。お腹を満たしてから大三島に行くっていう感じで
P:いいですね、親子で旅。暑かったんじゃないんですか?
杉谷:撮影したのが6月下旬ぐらいなんですけど、結構暑かったですね。汗だくにはならなかったけど、しっとりいい具合に汗かいて
P:今はもう自転車で30分も走れば汗だくになりますが、暑さ除けグッズもいっぱいありますね
杉谷:ありますね。ウェアの上に着る風通しのいいものとか、ひんやり冷感するものもあので、そういうものを着たり。スプレーでちょっと涼しいものを仕込んだり。あと、こまめな休憩ですね。ずっと走りっぱなしは大変なので、日陰でこまめに休憩して。水分補給をすると涼しくいけるかなと思います
P:そうですね
杉谷:個人的には朝、子どもがまだ寝てる時間とか自分1人で走るとき、折り畳みの椅子を持って行くんです。海辺まで持っていって、海の中に置いちゃって。足つけて、ちょっとピチャピチャするだけですけど
P:えー、最高ですね(笑)
杉谷:そうですね。たためる椅子、3千円、4千円で買えるものもあるので。椅子だけ濡らせば全然どこでも足つけれるので。立ってウロウロするより、椅子に座ると一層涼しさが感じられるというか
P:海の中に椅子を置いて座るなんて、尾道だからこそですね
杉谷:別の撮影で、湖で同じようなことをやったことがあったんですけど、しまなみだとどこでもできるじゃんと思って。自転車に乗るときはいつも椅子を入れてるんですよ
P:住んでるとそこに目が行かないというか、アイデアが浮かばないけど、なるほどね、そんな素敵なことができるんですね
杉谷:今の暑い時期は早い時間に行くといいと思うんすけど、もうちょっと暑さが落ち着いたら午前中とか夕方とか、ちょっと涼しくなってからやると非常にいい時間が過ごせます
P:いいですね
杉谷:おうちで水筒に飲み物入れて行って、クッキー1枚食べるだけでいいと思うんですけど、そういう涼の取り方もあるかなと思います
P:これはチェアリングって言うんですか?
杉谷:そうですチェアリングです。山歩きの人とかが川沿いに行って、ちょっとお酒飲んだりするので流行ったんですけど。自転車だとお酒は駄目なんで、普通に海辺とか川辺とか、そういう涼しいところに持って行って、ちょっと休憩するみたいな
P:そうなんですね。そういう素敵な提案をいろいろとしてくださってるんですが、このあいだ、向島で面白いことがあったんですか?ジュースを自分で作るっていう?
杉谷:そうなんです(笑)駅前渡船を下りてすぐ、向島側に木曽サイクルさんっていう自転車屋さんがあって。町の自転車屋さんで、お子さん連れからスポーツバイクまでいろいろ扱ってるお店なんですけど。新しい取り組みが始まって、自転車のペダルを漕いで、ジュースのミキサーを回す。人力ジューサーみたいな(笑)それを木曽サイクルさんが作られて。お盆期間だけ、ひとまず期間限定でやってみようっていうので、バナナジュースを自転車を漕いで作りました。
P:そうやって作ったジュースを飲む!
杉谷:飲みました、もちろん!美味しかったです。やっぱ自分で作ったら(笑)
P:面白いことやってますね
杉谷:そうですね。自転車こいでサイクリングするだけじゃなくて、その場で何かできちゃうっていうのも面白いなと思って
P:誰でも参加できる?
杉谷:お子さんもされていました。サドルの高さがちょっと合わないお子さんはちょっとヘルプして。自転車で飲み物を買って飲むだけじゃなくて自分で漕いで作ると、よりヘルシーな感じがするというか(笑)
P:面白いですね(笑)
杉谷:そうですね。300円と200円とか。まずはミルクか豆乳か入れるものを選んで、果物も一応そのときは選べて。私はバナナにしたんですけど。あと向島産のキウイとかも選べたり。柑橘でもできるが試されたらしいですけど、ペダルをこいで作るパワーだとみかんの繊維が難しくって、残っちゃうんです少し。なのでパワーをもうちょっと強くできたらそういう柑橘系もできるかもしれないって。今のところはバナナが一番美味しかったそうです。いずれできたら一番いいですよね。向島とかこの辺りとかいっぱい柑橘があるので。今、桃も出てたりとかしますけど。
P:へー(笑)
杉谷:はい。私はイチジク大好きなんで、イチジクのジュースもいいなと思うんですけど、やっぱりジューサーのパワーとペダルのパワーとのバランスが難しいって言ってました。木曽サイクルさん、これご自身で作られたんすよ、設計図見て。買ったんじゃなくて
P:面白い!果物を使ったフレッシュなジュースをいただけるっていう(笑)
杉谷:レンタサイクルで海外のお客さんも結構こられるので、走り終わって帰ってきてちょっと一息つくとき、ジュースもペダル漕いで作って。すごい思い出になったって
P:一息つく前にもう一回漕ぐみたいな(笑)
杉谷:まあ2、3分漕いだらできちゃうんで(笑)ちょっとクールダウンみたいな気持ちで漕ぐのかもしれないですけどね。すごい反応良かったって言ってました
P:いろいろと自転車で楽しめるんですね
杉谷:雨の日でも暑くても、これならできるんで。また9月から土日だけするかもっていうことをおっしゃってたので、木曽サイクルさんのインスタグラム見てもらったら体験できると思うので
P:本当ですね。あっという間に時間が来てしまったんですけど
杉谷:えー、早(笑)
P:不定期ではありますけど、また来ていただいていろいろと自転車の話、教えてください
杉谷:私も楽しみ方、いろいろ探しておきます
P:そして、このcycle(サイクル)も手に取っていただいて
杉谷:そうですね、今いろんなお店に届いている頃なので
P:私も自転車さんに、cycle(サイクル)くださいって、いつももらいに行くんです(笑)
杉谷:ありがとうございます。今回、ロゴが赤い特別版なので。いつも青なんですけど、今回は特集と絡めて赤色になってます
P:かなり情報量もたっぷりと
杉谷:そうなんです
P:これ、フリーペーパー
杉谷:フリーペーパーです。ぜひ読んで自転車生活を楽しくしてください。
P:ということで今日も株式会社ピクニック社より「自転車生活を楽しく」というフリーペーパーcycle(サイクル)の編集長、杉谷紗香さんに来ていただいて、自転車のあれこれ、お話いただきました。今日もありがとうございました
杉谷:ありがとうございました
自転車生活を楽しく cycle
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