今年も住吉花火は中止に
- 2022/7/5
- 尾道のニュース
おのみち住吉花火まつりを主催する尾道住吉会は今日、今年の花火まつりを中止すると発表しました。
これで3年連続の中止となります。
尾道住吉会が運営する、おのみち住吉花火まつり公式サイトでは中止の理由を以下のように発表しています。
尾道住吉会では、当初開催予定日でありました7月23日から開催を延期し、9月17日(土)・10月22日(土)のいずれかで実施するべく、各地の状況や国・県の基準の情報収集を行い、開催方法の変更、規模縮小も含めてあらゆる方法を模索し協議を重ねてきました。
しかしながら、住吉神社の神事として実施している当会行事の特性上、開催場所変更は難しく、地形的な問題から、来場者の把握・管理に加え、密集回避などの対策を万全に期すことと、関係者や全ての来場者の皆様に安心安全な状態で、楽しんでいただくことの両立は困難であると判断し、誠に残念ではございますが、花火行事につきましては開催を中止することで決議いたしました。
今の尾道港の基礎を築かれた平山奉行の功績を称えると共に、商港都である尾道の繁栄・商売繁盛、海上・陸上での安全を願って、江戸中期から始められた歴史ある花火まつりの3年連続の中止は、花火を楽しみにしていただいている多くの市民、協賛いただく企業・団体の皆様の想いを考えますと、まさに苦渋の決断でありますが、すべての皆様の健康や安全面を最優先に考えての判断であることをご理解いただきたく存じます。
来年こそは、尾道水道を舞台に多くの皆様の笑顔が集う、例年以上の花火を見ていただきたいと思いますので、今後ともご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。