サイクルシップ ラズリ デビュー
- 2018/10/25
- 尾道のニュース
今月28日、しまなみ海道で開催される国際サイクリング大会で自転車を積み込める旅客船サイクルシップ「ラズリ」がデビューします。
せとうちDMOの瀬戸内ブランドコーポレーションと瀬戸内観光ファンド、それにJR西日本イノベーションズが出資する船舶保有会社 瀬戸内チャーターがラズリを建造し、運航会社の瀬戸内クルージングに貸し出します。
ラズリは1階に日常用や電動アシスト自転車など20台を収容。車輪用のスロープを設けて上がれるようにした2階にはロードバイク30台を収容するサイクルスタンドと間仕切り用の保護シートを設置。自転車設置スペースの設計にはスポーツサイクルを開発・販売する地元企業アンデックスが協力しました。
大会でのデビュー後は11月中旬から尾道と瀬戸田を結ぶ航路で運航を開始し、春と秋の繁忙期、定期便として就航します。
大会でのデビュー後は11月中旬から尾道と瀬戸田を結ぶ航路で運航を開始し、春と秋の繁忙期、定期便として就航します。
サイクルシップ ラズリは全長17.75メートル。幅6.3メートル。最大速力24ノットで総トン数は19トン。旅客定員は75人で自転車積載台数はおよそ50台です。
船名のラズリは「青」を意味するペルシア語に由来し、しまなみ海道のサイクリングロードひ引かれたブルーラインをイメージしています。