80年ぶりにプロ棋士誕生
- 2014/2/19
- 尾道のニュース
尾道市平原出身で現在は大阪市西区在住の飯田純也さん(17)が関西棋院の入団試験に合格し4月からプロ棋士になります。尾道から棋士の誕生は、1934年に入段した向島町津部田出身の半田道玄九段以来80年ぶりになります。飯田さんは日比崎小学校1年生の時から、市総合福祉センターの子ども囲碁教室に参加し稲田哲治氏に指導を受け、3年生から尾道囲碁協会の大福亘洽氏と槇稔仭氏に指導を受けました。6年生の時に関西棋院高等部に入部し、日比崎中学校1年で関西棋院院生になりました。中学卒業後は大阪に移り、院生として指導を受けながらプロを目指していました。
関西棋院
飯田純也(いいだじゅんや) 平成21年 関西棋院院生(中学1年生) 平成26年4月1日入段 |
◆飯田さん入段に対する平谷祐宏尾道市長コメント
尾道からの棋士誕生するのは昭和9年に入段した半田道玄九段以来のことで大変うれしく思っています。尾道で囲碁を学んでいる子どもたちにも頑張ればプロになれるという夢と希望を与えてくれました。飯田君には今後とも精進して本因坊秀策のような心技体とも優れた棋士になっていただきたいと思います。今年の夏の第65回本因坊秀策囲碁まつりにはぜひ参加して、優勝を目指してください。今後の活躍を期待しています。