6日、「黒い雨」上映会行われる
- 2011/8/6
- 尾道のニュース
広島平和記念日の8月6日、尾道人権推進課が主催する映画「黒い雨」の上映会がしまなみ交流館で行われました。午前10時30分からの上映には400人を超える来場者があり、鑑賞前に全員で黙祷を捧げました。「黒い雨」は井伏鱒二原作の小説を映画化したもので、監督は今村昌平、脚本も今村昌平と尾道出身の石堂淑朗が手がけています。主演の田中好子の熱演が評価され数々の賞を受賞しています。黒い雨を浴びたために人生を狂わされた女性とそれを温かく見守る叔父夫婦のふれあいと、残留放射能による二次被爆の恐ろしさや被爆後遺症に苦しむ人々の姿を描いた作品です。上映は午後2時から2回目が行われ、無料で鑑賞できます。