エイズと性を学ぶ講演会
- 2015/7/12
- 尾道のニュース
尾道市医師会性感染症・エイズ対策プロジェクト委員会、広島県東部保健所、尾道市、尾道市教育委員会、尾道市PTA連合会が共催する市民公開講座「大切ないのちについて考える」が12日午後、しまなみ交流館ホールで開かれ、学生など若者や多くの市民が来場しました。川崎医科大学血液内科学教授の和田秀穂さんが「エイズと性を学ぶ・誰もが安心して自分らしく暮らせる地域づくり」と題して講演。エイズについての基礎知識や、世界と日本の現状、現在のエイズ治療法について解説。また、エイズについて語る上で欠かせないとされるセクシュアリティについても詳しく説明。セクシュアルマイノリティと呼ばれる人々について、正しく理解し受け入れる社会でなければ、エイズの問題の根本解決にはならないと語りました。講演に続いて、尾道商業高校吹奏楽部による演奏が行われました。しまなみ交流館の1階では、即日判定のHIV抗体検査も行われました。