西國寺で節分会
- 2018/2/3
- 尾道のニュース
節分の日の2月3日、西久保町の西國寺で恒例の星供節分会が開かれました。天候に恵まれ寒さも少し緩み、土曜日ということもあって、家族連れなど多くの参拝者で賑わいました。
午前11時から、国の重要文化財・金堂で三壇段護摩の法要が営まれ、一年の無病息災と商売繁盛などを願いました。続いて今年の年男から選ばれた14組の福男夫妻が回廊に並び「鬼は外 福は内」の掛け声とともに、福豆(10000袋)や紅白福餅(3000個)などをまきました。参拝者らは、福を呼び込もうと両手を高々と上げ、福男らに「こっち、こっち」とアピール。次々にまかれる福豆や福餅に手を伸ばしていました。
この日まかれた福豆や福餅には、大福、中福、小福の籤がしのばせてあり、副賞5万円の大福は、美ノ郷町から家族3人で訪れた都濃有紀子さん(3)が引き当てました。父の政宣さんの手にあたって落ちたピンクのお餅をキャッチしたところ、中に入っていたということで、母の圭子さんは「今年は八方塞がりの年なので、何かいいことがあるかなと思い初めて来ました。娘はピンクのお餅が好きなので、お餅をもらいに行こうねと言っていたら、こんな当たりがあるとは知らず、びっくりしました」と驚きと喜びを語っていました。
■大福が当選した都濃さん家族