25日から緊急情報メール無料配信
- 2011/8/18
- 尾道のニュース
尾道市の平谷祐宏市長18日午前10時から市役所で記者会見を開き、緊急情報のメール配信と東日本大震災復興支援イベント「おのみち灯りプロジェクト」の実施結果について発表しました。メール配信は、自治体とNTTドコモが連携し災害・避難情報をドコモの携帯電話に無料で配信するもので、県内では廿日市市や安芸郡熊野町が導入、尾道市も25日から運用を開始します。強い地震や津波、大雨、洪水といった自然災害をはじめ弾道ミサイル、大規模テロ情報など13項目におよぶ緊急情報を配信します。メール受信には事前の登録は不要で、通信料もかかりません。受信できる対応機種も市内では3万7500人余りが使用しており市民の4分の1をカバー、まさかの時に威力を発揮すると期待しています。平谷市長は「東日本大震災の教訓をふまえ情報は迅速で多様性があるに越したことはない。auやソフトバンクでも同じような取り組みを検討しており期待している」と話していました。一方、7月16日から31日までプレ海フェスタとして開かれた「おのみち灯りプロジェクト」は、住吉花火に35万人、ミッキーマウスらが登場したシーサイドパレードに4万5000人など、期間中51万7000人が訪れました。義援金もおよそ95万円集まり、被災地に送られました。来年開かれる本番の海フェスタでは尾道、福山、三原の3市で100万人の人出を目標にしています。