平山郁夫、篠山紀信、王伝峰
- 2018/9/22
- 尾道のニュース
日中平和友好条約締結40周年を記念して「和而不同 伝統・創造・未来展 平山郁夫、篠山紀信、王伝峰の世界」展が9月22日から瀬戸田町・平山郁夫美術館で始まりました。
平山郁夫は長きにわたり日中友好協会の会長を務め中国との日本の文化交流の礎となりました。平山氏と王氏は28年におよぶ親交があり、王氏が親交のある篠山氏に今回の展覧会への参加を呼びかけました。
午後2時から開かれた開会式には中国駐日本国特命全権大使の程永華氏(写真:2枚目)と、駐日大阪総領事館総領事の李天然氏が出席。
初めに美術館理事長の平谷祐宏尾道市長が挨拶し、続いて程大使が祝辞を述べました。
程大使は、平山郁夫が1984年に外務省日本中国文化促進代表団で中国を訪れた際に同行。平山氏が常にスケッチブックを持ち歩き、スケッチをしていたなどのエピソードを語りました。
また、今回出品している画家で中日友好使者の王伝峰氏(写真:3枚目)も日本語で挨拶。程大使と王氏は、平谷市長、平山助成館長らとテープカットし開会を祝いました。
セレモニーの後は、学芸員による作品解説が行われ、来館者は熱心に聞き入りながら作品を鑑賞していました。
※平山郁夫と王伝峰の合作「魚水情」
■「和而不同」伝統・創造・未来展
平山郁夫、篠山紀信、王伝峰の世界
会 期 9月22日(土)~12月2日(日)
時 間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 会期中は無休
観覧料 一般900円、大高400円、中小200円