4年ぶりの女流秀策杯

四辻由美子です。

 

 今日はお彼岸でしたね。お天気のこともあり、お墓参りは昨日すませ、しっかりWBC日本対メキシコ戦を見て、久しぶりに家族と食事をして、局に入りました。

春休みで、市内特に駅周辺は若い観光客が沢山いて、活気がありました。コロナ禍であることをすっかり忘れそうです。

 さて、この土日は、4年ぶりに女流秀策杯と本因坊秀策囲碁祭りが行われました。北は秋田県横手市、東京、横浜、西は福岡、大分等、全国から多くの囲碁愛好家が集まり優勝を競いました。

 女流秀策杯は、プロ、アマそれぞれ8人が1回戦を戦うのですが、埼玉県から参加されたアマの大沢摩耶さんがプロ棋士兆乾二段を破り二回戦に進みました。また、尾道出身で、小学生の時からこの囲碁祭りに参加して、立命館大学で囲碁の腕を磨いた福島あきらさんもこの女流秀策杯にエントリーし、1回戦を辰己茜三段と対局、残念ながら敗れましたが、接戦だったようです。決勝に勝ち進んだのは、辰己茜三段とまだ19歳になったばかりの大須賀聖良初段。辰己茜三段は今回若手が多い中で、ベテランの昭和生まれとあって、総審判長で決勝対局の大盤解説をされた山本健太郎六段は同じ昭和生まれとして、優勝して欲しいと言われてましたが、残念ながら、若い大須賀聖良初段が勝ち優勝となりました。実は、アマで1人2回戦に進んだ大澤摩耶さんは大須賀聖良初段のお母さんでした。また、アマで女流秀策杯に参加した大須賀梨香さんは大須賀聖良初段のお姉さんで、大澤摩耶さんの娘。今回、親娘対局、姉妹対局があったかもと考えるとなかなか、興味深い大会だったと言えるでしょう。

 将棋の世界も囲碁の世界も若い棋士が頑張っているを遥かに超え、席巻していると言った方がいいかもしれません。来年はどのような大会になるのでしょうか。楽しみにしています。

女流秀策杯2回戦

棋士による指導碁

総審判長山本六段の指導碁

決勝戦公開対局はこんな感じで行われました

 

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