高潮により床下浸水20件発生
- 2011/9/29
- 尾道のニュース
30日 正午ごろ、尾道渡船 尾道側桟橋で防潮堤閉鎖の準備をする市職員ら
瀬戸内海沿岸では異常潮位のため潮位が高くなっています。
29日、満潮時刻の正午ごろ、高潮により市内で20件の床下浸水が発生しました(吉和西元町10件、向東町1件、土堂1丁目 4件、因島土生町 2件、因島三庄町 1件、瀬戸田町 2件)。また、東尾道では道路が冠水するなどしました。
尾道市では、高潮警報が発表された午前7時10分から準警戒体制に入り、注意喚起や土のうの配置、防潮堤、樋門(ひもん)を閉鎖するなど対応。防潮堤閉鎖のため、午前11時45分からおよそ1時間、尾道渡船が運転を見合わせました。
29日 午後4時現在、広島県の沿岸部には引き続き、高潮注意報が発表されています。
次の満潮時刻は、29日 午後11時56分です。沿岸部では高潮により浸水被害が発生するおそれがあります。十分注意し、海岸付近には近づかないようにしましょう。