県内の農薬検出冷凍食品問題
- 2014/1/16
- 尾道のニュース
株式会社アクリフーズ群馬工場が生産した冷凍食品から農薬物質のマラチオンが検出された問題で、広島県は県内における健康相談の受付対応状況をホームページなどで公表しました。
それによりますと、回収対象商品を食べた県内の消費者から寄せられた健康相談は15日午後4時時点の累計で51件あり、このうち何らかの症状が確認された人は累計で59名となりました。ただ、届け出の情報をそのまま公表しているため該当の商品と症状の因果関係は現時点では確認できていません。県では回収商品を食べて吐き気や腹痛などが生じた場合は速やかに医療機関を受診し、最寄りの保健所への相談をと呼びかけています。また、健康被害の相談があった事例の内、県が商品の残りの提供を受け、24品を検体として農薬検査を行ったところ、すべての商品でマラチオンは不検出でした。
広島県 農薬(マラチオン)を検出した冷凍食品について
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/58/nouyaku-kaishuu-maration.html