白滝山で秋の観音まいり
- 2011/11/24
- 尾道のニュース
11月20日、白滝山山頂(尾道市因島重井町)で「秋の観音まいり」が開催されました。肌寒い秋空の下、にほんの里100選の選定記念無料コンサートとして、中国バリトン歌手の崔宗宝(さいそうほう)さんが、山頂で「荒城の月」「千の風になって」ほか中国の歌、世界の歌をのびやかいに歌い、観客を魅了しました。広島市安佐北区の沖田あつ子さん(66)は、「ブラボー。期待以上ですごく感動しました」と話していました。このほか、囲碁大会やパンや抹茶のふるまい、尾道大学美術学科デザインコース3年の平藤文乃さんが作製した白滝山の新しいポスターのお披露目、尾道大学学生による石像の写生大会で賑わいました。また、崔さんは観音参りに先立ち、同日午前中に地元重井中学校の文化祭に出演。プロのバリトン歌手の歌声に、重井中学校3年生の中谷凌雅(りょうが)くんは「予想以上のすごい声だったのでびっくりしました。みんなで合唱した「ふるさと」が印象に残りました」と話していました。