無免許 当て逃げの市職員を免職

尾道市はきょう(6日)、先月、無免許運転と当て逃げの疑いで逮捕された水道局浄水課の男性技師(42歳)を懲戒免職にしたと発表しました。

男性技師は24日、福山市内のスナックで飲酒したあと、25日 午前1時ごろ帰宅のため自家用車を運転。福山市内の国道2号線で接触事故を起こしましたがそのまま帰宅し、取り調べに訪れた警察により無免許が発覚しました。現在、無免許運転と当て逃げの疑いで逮捕され拘留されています。男性技師は一昨年6月12日未明に酒気帯びとスピード違反で運転免許取消処分を受けており、その後は通勤や公務での自動車運転を無免許で行っていました。

尾道市は酒気帯びとスピード違反、それらを隠し無免許運転を常習していたのは類を見ないほど悪質で、全体の奉仕者としての公務員の信用を著しく失墜させるものとし、男性技師を免職に、管理者である水道局長を1カ月間の減給10分の1、水道局浄水課課長を戒告の処分としました。
また市長自らも給料の3割を1カ月間カットする考えで、条例の改正案を6月11日に開会する尾道市議会 定例会に提出する意向を示しました。市長が自身に処分を行うのは今回が初めてです。

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