浜問屋組合が新年初市
- 2017/1/5
- 尾道のニュース
新年の幕開けを祝う、尾道浜問屋組合の毎年恒例、新年初市が、平成29年1月5日、土堂2丁目 海岸通りの住吉神社境内で行われました。
初市には加盟業者34社の仲買人ら60人が参加。午前8時30分から拝殿で神事を営み、業界の発展を祈念したあと、午前9時から5つの事業所10年勤続の15人の表彰を行いました。
浜問屋組合の片岡文彰・理事長は「我々の瀬戸内海が、この一年大漁であるように祈願しましょう」と挨拶。
午前9時20分から初競りが行われ、威勢のよい掛け声と鐘の音が響き渡る中、境内に並べられたチリメンやカエリ、いりこ、するめ、昆布、などの40商品が次々と落札されました。
尾道浜問屋組合の新年初市は、江戸時代から300年以上続く伝統の行事で、かつてはこの初市での競り値が、その年の相場を占うとまで言われていました。