水道局職員が無免許で当て逃げ事故
- 2013/5/26
- 尾道のニュース
尾道市は26日午後、水道局の男性職員(42)の無免許及による当て逃げ事故が発覚したことを受け記者会見を開きました。この男性職員は、2年前の8月にスピード違反と飲酒運転で免許取り消しになっており、今回の事故当日も酒を飲んでいたということです。男性職員は24日、一人で自家用車を運転し福山市内のスナックで午後7時頃から飲酒。翌25日の午前1時頃、帰宅のため自家用車を運転。午前1時20分頃、福山市内の国道2号線上で接触事故を起こしましたがそのまま帰宅し就寝したということです。午前10時に自宅に警察が訪れ取り調べを受け無免許が判明。その後、事故について上司に届け出たことで発覚しました。この男性職員は、免許の取り消しについてこれまで職場に届け出ず無免許のまま、自家用車による通勤や公用車の運転をしていたということです。また飲酒運転も5回程度していたと話しているということです。尾道市では、昨年6月にも、職員が飲酒運転による物損事故で懲戒免職になっており、飲酒運転撲滅のための研修など全職員を対象に行っていました。会見冒頭で、平谷祐宏市長が今回の不祥事について陳謝し、市民の範となるべき公務員にあるまじき行為であり、言語道断。改めて職員一人ひとりに対し、綱紀粛正を徹底し市民の信頼回復に全力を尽くしたいと語りました。事故を起こした男性職員は現在自宅謹慎中で、今後の処分については警察署や関係機関と事実関係を確認し厳正に対処するとしています。今回の事態を受けて、市では27日午前9時30分から管理職を集め平谷市長が訓示するということです。