横山美智子肖像画寄贈
- 2010/4/27
- 尾道のニュース
尾道出身の作家・横山美智子を描いた肖像画がこのほど尾道市に寄贈されました。寄贈されたのは横山美智子の長女、山脇百合子さんが所蔵していた油彩画「少女像」で近代洋画壇の巨匠と称される和田英作が描いた作品です。(1913年、油彩、カンヴァス 縦60.7センチ 横45.5センチ 12号)18歳の横山美智子を見かけた和田がその容姿に惹かれ、モデルになって欲しいと直接、美智子に依頼、制作した肖像画です。「少女像」は完成後、和田が従事していた壁画制作に助手として参加した画家・田中良に進呈された、別の所蔵者を経て山脇家に渡りました。