新型コロナワクチン4月に試行接種

尾道市は市民向けの新型コロナウイルスワクチン接種を4月18日から開始すると発表しました。

市には4月12日の週からワクチン1箱(485人分)が納品される予定ですが、配分される供給量が少ないため、初回の接種については、あらかじめ接種対象者を決めたうえでワクチン接種を行うトライアル接種と位置付けて実施します。

トライアル接種では、市が設けた会場で行う集団接種と、医療機関や高齢者施設などで行う個別接種を行い、予約システムやワクチンの配送、会場運営、接種履歴の管理などを検証します。

令和3年度中に65歳に達する高齢者から接種対象者を絞って行うことにしていて、地域団体や医療機関と調整中です。当該対象者のみ先行して接種権を送付します。

接種場所や実施予定日は

集団接種 尾道市総合福祉センター 4月18日(日)
高齢者施設接種 御調地域 4月19日(月)の週
個別接種 旧尾道、向島、因島、瀬戸田地域 4月19日(月)の週

市では「今回は試行的な接種体制だが、接種を希望されるすべての人が接種できるように、ワクチンは順次供給される」と説明。「多少待つことにはなるが、今回の接種の対象外の人も今後、接種券が届いてから予約が可能」ということです。

 

また、トライアル接種を前に市は3月20日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種のシミュレーションを市総合福祉センターで実施しました。

市職員、保健推進員ら60人が参加し、問診や接種等の実施に係る動線、人員配置、誘導等を確認しました。

 

接種の流れとしては、受付で検温を実施し、予診票の記載確認、医師による問診、看護師によるワクチン接種、接種済証の交付、15分程度の経過観察となります。

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