戦場カメラマン渡部さん講演会
- 2012/1/9
- 尾道のニュース
1月9日午後1時30分より、しまなみ交流館で第24回いのち・愛・おのみち人権講演会が開かれました。戦場カメラマン・ジャーナリスト 渡部陽一さんが「戦場の現場から祈りを捧ぐ」と題して手話通訳付きの講演を行い、会場には満員の650人が詰めかけました。渡部さんは戦場カメラマンになった理由を、二十歳でアフリカを旅行した時、ルワンダ内戦に巻き込まれ、少年兵に襲撃され九死に一生を得ながら、少年兵が兵士に仕立てるため、子どもをさらう現実を目の当たりにしたことで、戦争で悲しい思いをするのは、子どもたちだということを、伝えるためだったと話しました。