恋人の広場リニューアル

尾道市は、市立美術館西側斜面の「恋人の聖地広場」を「恋人の広場」と改称、広場内もハート形花壇を設置するなどリニューアル、5月31日午前11時からオープニングセレモニーを行いました。広場は千光寺公園内のメインの通りから外れているため、知名度も低く訪れる人もまばらでした。このほど山波町の大信産業株式会社が創立60周年記念事業としてハート形の寄せ植え花壇の整備や芝生、法面の緑地化、自動かん水設備など広場内の大規模整備を実施し市に寄贈しました。ハートの花壇には22種類の花が植えられ、それぞれ花をつける時期が違うため四季を通じて花が楽しめるようになっています。また、自動スプリンクラーも53本が設置され、深夜に自動的に地中から伸びてきて散水します。

さらに雨を感知するセンサーもついており、雨の日に無駄な水撒きをしない機能もあります。セレモニーでは、大信産業の田中康貴社長が挨拶に立ち「広場の名の通り、カップルや市民、観光客らが集い憩えるような広場になってほしい」と語りました。市からは澤田昌文副市長が挨拶し礼を述べたあと、広場内に植えられているマイ桜のオーナーの代表者とテープカットしリニューアルを祝いました。セレモニーの来場者には、恋人の広場にちなんでハート形の花をつけるタイツリソウの苗が配られました。セレモニーに参加したマイ桜のオーナーは「今年も花見に来ましたが、広場が新しくなって来年のお花見が楽しみです」と完成を喜んでいました。

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