尾道市の平谷祐宏市長は27日午前11時から市役所で定例の記者会見を開き、百島太陽光発電所の稼働開始と就学前教育・保育施設再編計画に沿って来年4月から民間法人による保育園を2か所開設することになったと説明しました。百島の大規模太陽光発電所は20日から売電を開始しており、年間発電量は170万KWHで一般家庭の450世帯分を賄えます。10月19日には、竣工式と落成式が行われ、市が提供を呼びかけた鯉のぼり100匹を敷地内に泳がせ完成を祝います。一方、来月4月に開園する認可保育園は高須町の高須たんぽぽ保育園と因島田熊町の田熊保育園です。これまで認可外だった高須たんぽぽ保育園は社会福祉法人を設立し認可保育園へ、田熊保育園は公立の田熊保育所を民営化し学校法人の認可保育園としてスタートします。法人運営することで、児童や保護者の保育ニーズに柔軟に対応できることがメリットです。どちらも定員は90名で、田熊保育園では障害者保育も行います。平谷市長は、少子化が進み、平成30年代後半には、1小学校区に1認定こども園という形にしたいという構想を立てています。