今月19日の敬老の日を前に、12日、平谷祐宏・尾道市長は新100歳の向島町津部田の村上シズコさん、御調町貝ケ原、河原冨枝さん2人の自宅を訪れ、長寿を祝いました。
（写真は向島町、村上シズコさん。尾道市秘書広報課提供）

村上シズコさんは、明治44年1月12日生まれ。早くに夫を亡くし子ども6人を育てました。日常生活では介助の必要はなく、今年3月までは庭の草取りをしていました。毎朝起きると庭に出て、東の空に向かい感謝するのが40年来の日課です。食事は好き嫌いなくなんでも食べ、この6月には家族と東京を旅行してきました。
河原冨枝さんは、明治44年5月11日生まれ。数年前までは自分で調理をこなし、柔らかめのものであれば、何でも好き嫌いなく食べることができます。縫い物が得意で、今は反物から裁断し二部式の和服に挑戦しています。日常では余ほどのことがないかぎり在宅で、縫い物、読書、テレビ、庭の散歩などをしてすごしています。
尾道市内では、今月1日を基準日に今年度100歳以上の方は132人で、最高齢は女性で107歳、男性で106歳です。

市内の100歳以上の内訳
尾道　56人（男9人、女47人）
御調　14人（男3人、女11人）
向島　11人（男2人、女9人）
因島　33人（男4人、女29人）
瀬戸田18人（男2人、女16人）
合計132人（男20人、女112人）