市職員、バイトで処分

尾道市は3日、記者会見を開いて職員の処分を発表しました。

処分を受けたのは因島総合支所施設管理課主事の37歳の男性、内容は4日から来月3日までの停職1カ月。

男性職員はパチンコなどの遊興費に充てるためヤミ金融業者からの借金を繰り返し、職場への督促電話やビラ送付で職場の秩序を乱したとして、平成20年7月、譴責処分を受けました。この際、二度と繰り返さない旨の誓約書を自ら提出。しかしこの直後から上司に虚偽の報告をしてまでパチンコなどを行ない、昨年春以降、その費用を捻出するため、再度ヤミ金融業者からの借金を繰り返したうえ、地方公務員法で禁止されている無許可のアルバイトを行なったということです。

尾道市は兼業の禁止、虚偽の申告、過去の処分歴から、この男性職員に対し停職1カ月とする処分を行ないました。男性職員はギャンブル依存症の疑いがあり治療を受けさせるということです。

尾道市では昨年末から3件の処分が相次いでおり、職員にも処分を通知してこのようなことがないよう引き締めをはかりたいとしています。

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