市内全域に避難指示 午後4時35分更新
- 2021/7/8
- 尾道のニュース
尾道市は7月8日午前6時30分、市内全域で土砂災害の危険性が高まったとして警戒レベル4避難指示を市内全域に発令しました。
また、6時55分には御調川で、7時47分には藤井川で氾濫の危険性が高まったとして、それぞれの川の洪水浸水想定区域にレベル4避難指示を発令しました。
その後、雨が弱まったため、藤井川の避難指示は解除されました。
尾道市が今日午後3時にまとめた、昨日からの大雨による尾道市内の被害状況です。
尾道市内の災害発生は39件で地区別では、
尾道・向島地区で、道路陥没や土砂崩れ、床下浸水などあわせて20件
因島地区では、土砂崩れ、床上浸水、床下浸水などあわせて12件
瀬戸田地区では、土砂崩れ、床下浸水、倒木などあわせて5件
御調地区では、倒木が1件です。
人への被害はありません。
家屋などへの被害は床上浸水が5件、床下浸水が7件のあわせて12件です。
道路交通規制は、
市道 津部田11号線 と 市道 吉和275号線が通行止めになっています。
しまなみ海道も、西瀬戸尾道と生口島南の間が上下線とも通行止めです。
続いて避難状況です。
尾道市内では72か所の避難所が開設されていて、
この内22か所に105名が避難しています。
市内各地点の降り始めからの雨量は
尾道市役所で172ミリ
御調町高尾で124ミリ
向島町有井で195ミリ
因島外浦町で201ミリ
瀬戸田町林で177ミリです。