尾道浜問屋組合が新年初市

新年の幕開けを祝う尾道浜問屋組合の毎年恒例、新年初市が5日、土堂2丁目 海岸通りの住吉神社境内で行われました。

午前8時30分からの神事に続いて、午前9時から永年勤続表彰で5つの事業所から10年勤続の24人を表彰。
浜問屋組合の片岡文彰・理事長は「政権が交代し、株価も上昇。今年は大いに期待してよいのではないか」と幸先のよい年明けを喜び、「業界の発展に力を合わせていこう」と挨拶。
午前9時20分から初競りが行われ、威勢のよい掛け声と鐘の音が響き渡る中、境内に並べられたチリメンやカエリ、イリコ、デベラ、昆布、スルメなどの商品が次々と落札されました。
尾道浜問屋組合の新年初市は江戸時代から300年以上続く伝統の行事で、かつてはこの初市での競り値がその年の相場を占うとまで言われていました。

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