尾道浜問屋組合が新年初市
- 2018/1/5
- 尾道のニュース
新年の幕開けを祝う、尾道浜問屋組合の毎年恒例、新年初市が、平成30年1月5日、土堂2丁目 海岸通りの住吉神社境内で行われました。
初市には加盟業者34社の仲買人ら50人が参加。午前8時30分から拝殿で神事を営み、業界の発展を祈念したあと、永年勤続表彰を行いました。
浜問屋組合の森川英孝・理事長は「昨年は大不漁で厳しい年でしたが、良質な商品を取りそろえることを使命にしました。今年は不景気を吹き飛ばす、大漁を祈念します」と挨拶。
午前9時20分から初競りが行われ、威勢のよい掛け声と鐘の音が響き渡る中、境内に並べられたチリメンやカエリ、いりこ、するめ、昆布、などの40商品が次々と落札されました。
尾道浜問屋組合の新年初市は、江戸時代から300年以上続く伝統の行事で、かつてはこの初市での競り値が、その年の相場を占うとまで言われていました。