尾道市 H27年度 消費相談状況
- 2016/5/31
- 尾道のニュース
尾道市は平成27年度に尾道市消費生活センターが受け付けた相談についてまとめました。
それによりますと平成27年度の相談件数は872件で、前の年度と比べ131件減少しました。(H26年度は1003件、25年度は962件)
年代別(契約当事者)では、60代以上がおよそ55%(476件)と半数以上を占めており、70歳以上からの相談が最も多く312件。特に電話勧誘販売で被害に遭うケースが増えています。
商品・サービス別相談件数ではパーソコンやスマートフォンで閲覧するアダルトサイトの情報量に関する相談など「放送・コンテンツ等」が最も多く180件。次いで2位は電話勧誘でプロバイダ料金が安くなるなど「インターネット通信サービス」が48件。3位は前年度10位だった「健康食品」で、『サンプル・無料と思い申し込んだが有料だった』、『1回だけのつもりが定期購入になっていた』、『高齢者が電話勧誘やSF商法で大量・高額な契約をしていた』などの相談が寄せられています。また断ったのに送りつけられる「送りつけ」も依然多いということです。
尾道市消費生活センター(尾道市商工課内)では消費生活相談員2人で面談や電話による相談に応じているほか、消費生活講座や出前講座などを開くなど啓発活動を行っています。