尾道市が日本遺産に認定

文化庁が新設した「日本遺産」に尾道市が申請していた「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」が認定されました。

これは文化庁が今年度創設した新たな制度で、地域に点在する有形・無形の文化財をその土地ならではの歴史や文化を伝えるストーリーとしてまとめ、それを「日本遺産」として認定。歴史的魅力にあふれた文化財群を地域主体で整備活用し、世界的に発信することで地域の活性化・観光振興をはかることが狙いです。
日本遺産は各自治体から候補を募集。40都道府県の238市町村から83件の申請があり、今年度は京都府の「日本茶800年の歴史散歩」や四国4県の「四国遍路~回遊型巡礼路と独自の巡礼文化~」、尾道市の「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」など18件を選んでいます。

認定を受けて平谷祐宏・尾道市長は「日本遺産に尾道市が認定されたことは念願であり、大変名誉なことで市民の皆さんと一緒に歓びを分かち合いたいと思います。
これからも日本遺産を構成する歴史文化資源を活用しながら広域的・国際的な交流を進めるとともに、市民の皆さんが将来にわたって、まちに誇りと愛着を持っていただけるよう魅力的なまちづくりに引き続き全力で取り組んでまいります。」とコメントしています。

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