地域安全活動がスタート
- 2017/10/11
- 尾道のニュース
10月11日は、「安全・安心なまちづくりの日」です。今日から20日まで全国地域安全活動が展開されます。尾道でもその出動式が午前10時からしまなみ交流館前広場で開かれました。
尾道警察署の濵田紀之署長が「高齢者、子ども、女性という弱者を守るには地域の目が大切です。警察ともども安全・安心な尾道を作っていくために一緒に頑張りましょう」と挨拶し、山波和気保育園の園児がアトラクションとして踊りを披露しました。
「安全・安心なまちづくりの日」は犯罪に強い社会の実現のため、安全・安心なまちづくりを推進する気運を全国的に波及・向上させ、国民の意識と理解を深めることを目的として平成17年に定められました。
昨年の全国での刑法犯の認知件数は、戦後初めて100万件を下回りましたが、一方では、子供や女性が被害者となる犯罪は後を絶たず、高齢者を狙った特殊詐欺の被害は深刻化しています。
今年の全国地域安全運動では、「子供と女性の犯罪被害防止」「特殊詐欺の被害防止」を全国重点として、不審者情報や特殊詐欺などに関する早期通報の呼びかけや積極的な情報発信、警察や自治体、学校と防犯ボランティア団体などの連携強化、危険箇所の点検・改善、防犯教室の開催など、様々な活動が展開されます。