地域おこし協力隊に辞令交付
- 2016/7/1
- 尾道のニュース
尾道市の地域おこし協力隊2人の任命式が7月1日午前8時45分から市役所で行われました。平谷祐宏市長から兵庫県加古川市出身の成浦麻友さん(24)と東京都世田谷区出身の森聖羅さん(32)に辞令が交付されました。御調支所に配属される成浦さんは「一日も早く地元に溶け込み、尾道市を御調町を盛り上げていきたい」と語り、瀬戸田支所に配属される森さんも「地元の人に知ってもらい地域づくりに貢献していきたい」と決意を語りました。成浦さんは大学時代に地域福祉を学び、卒業後は病院の医療事務に携わっていました。旅行が好きで尾道に立ち寄り、尾道の風情が気に入り何度も訪れ、地域協力隊に応募しました。成浦さんは「子どもからお年寄りまで楽しめるイベントを企画し賑わいを作っていきたい」と抱負を述べていました。一方、森さんはこれまで通信販売会社に勤務。観光で訪れた尾道の景色や商店街の人たちの人情に触れ、魅了されたということです。「自分が住むしおまち商店街を便利で活気がある憩いの場にしたい。将来は借りている空き店舗で自営を目指したい」と目標を語りました。2人は、それぞれの担当地域に住みながら最長3年間、地域おこし協力隊員として従事できます。
(写真左から、成浦さん、平谷市長、森さん [尾道市秘書広報課提供])