三成に大とんど完成
- 2012/1/12
- 尾道のニュース
美ノ郷町三成の大迫地区の休耕田に高さ20mを越える大とんどが完成し12日朝、三成幼稚園の園児33人が現地を訪れ将来の夢などを描いた絵をとんどに飾り付けました。15日にはとんど祭りで火入れを行い地域の安全や無病息災を願います。大迫地区のとんどは、地域の絆を深めようと地区の有志でつくるボランティアグループが中心になって20年前からスタートしました。年末までに町内から青竹50本を切り出し、正月3日に組み上げ藁を結んでいき、高さ21mの三角錐のとんどを完成させました。とんどには大きく「頌春」と書かれた文字が貼り付けられ、先端には昇り龍の絵が飾られています。隣には3mほどの子どもとんども作られています。とんど祭の当日は午後5時半頃から子どもたちによるコマ回し大会や、20周年を記念して備後かわち太鼓演奏奉納があり、6時に子どもとんどから点火、続いて参加者の年男、年女が松明で大きいとんどにも点火し無病息災を祈ります。