しおまち商店街にデザインマンホール

塗装関連設備の製造販売を手掛け、自動車補修用塗装設備分野で国内トップシェアを誇る東尾道のアンデックス株式会社が尾道市にデザインマンホールの蓋11枚(500万円相当)を寄贈しました。3月中に瀬戸田町のしおまち商店街に設置されます。

3月11日に市役所で行われた贈呈式では平谷祐宏市長からアンデックスの吉田伸常務取締役に感謝状が手渡されました。 
蓋のデザインは尾道市立大学美術学科デザインコースに依頼し3人がコンペに参加。学生らはしおまち商店街の人たちの思いなどを聞きながら制作を進め3年の今津七海さんの作品が採用されました。蓋は丸と四角の2種類で、四角い蓋は黄色いドアを開いた向こうに、海岸から続くしおまち商店街や向上寺三重塔がカラフルに描かれ、商店街を行き交う人々や海岸通りを走るサイクリスト、海を行く船などもデザインされています。今津さんはデザインのコンセプトについて、商店街の人たちから聞いた「人を受け入れ、見送る場所」という言葉から街全体が扉というイメージが湧き、蓋は地面に設置され見下ろすことになるため、宇宙船の扉や窓から見下ろした構図をイメージして制作したと語っていました。

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