お蔵出し映画祭開幕

劇場で公開されることがなかった映画から7作品を一挙公開し、観客も参加して受賞作品を決める「お蔵出し映画祭」が13日からはじまり、午後5時からしまなみ交流館でオープニングセレモニーが開かれました。映画祭はシネマ尾道と浄土寺、福山市のシネマモードとみろくの里を会場に16日まで行われます。挨拶に立った実行委員長の平谷祐宏尾道市長は、「東京物語に始まり、大林監督により映画の町として全国に知られるようになった。映画祭は生まれたばかりですが、力をあわせて頑張りましょう」と挨拶しました。主演作品が上映される女優・鈴木砂羽さんもゲストとして駆け付け、「脚本になる前から心血を注いだ作品。こんなに役作りに没頭した作品はありません」と作品への募る思いに言葉を詰まらせながら「たくさんの人にぜひ見てほしい」と語っていました。セレモニーに続いては1984年に上映された映画「すかんぴんウォーク」を特別上映。上映後は大森一樹監督を交えたトークショーが行われ、撮影秘話やエピソードなどを紹介。主演の吉川晃司さんからのビデオレターも紹介されました。

(左から、大森一樹監督、小出正雪監督、鈴木砂羽さん、中村大哉監督)

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