四辻由美子です。

　今年の夏もなんとなく終わろうとしています。ただ、前線がずっと居座っているために、長雨が続き、見上げる空は雲に覆われて、青空が見られない。あの澄んだ綺麗な青空が懐かしいです。いつまで、このどんよりした空が続くんでしょうか。気分が晴れません。

　新型コロナの感染者が一気に増えて、毎日毎日発表される感染者数に、気持ちが暗くなります。最近、東京での自宅療養者が亡くなられるケースが増えています。ニュース番組の中で、危ない状態の50代のコロナ感染者を在宅医療の先生が一生懸命診ながら、入院先の病院を探して、救急車が来たにも関わらず、病院が見つからず帰って行き、そして、やっと病院が見つかり運ばれたけれども翌日には亡くなられケースを放送していました。側で、心配そうに見守るしかない80代の父親と姉。父親のこんなことがあるのかとの言葉に、見ているこちらも、辛くてやるせない気持ちになりました。集中治療室に入れば、もっと早く入院できていれば、助かる命なのに。

世界で何もかも優れていて、一番素晴らしいと思っていたこの日本が、今こんな状態なんです。コロナというウィルスが憎いです。とにかく、自宅療養という療養でない療養を一刻も早くなくし、皆んなが医療を受けられるように構築して欲しい。早く、早く、軽症と言われる内に素早く治療ができる医療体制を構築して下さい。ずっとずっと言い続けている専門家もいらっしゃるにも関わらず、なんで進まないんでしょうか。これが、世界一暮らしやすいと思っていた日本なのでしょうか。

あー、早くインフルエンザの薬タミフルのような飲み薬ができるのを首を長〜くして待っています。

大好きなチュールを食べるチロです