「おかあさんの木」上映会
- 2016/8/6
- 尾道のニュース
尾道市と福山・尾道地域人権啓発活動ネットワーク協議会が主催する映画「おかあさんの木」の無料上映会が71回目の広島原爆の日を迎えた8月6日、しまなみ交流館でが開かれました。開場前から多くの人が列を作り、午前10時からの1回目の上映には300人を超える来場がありました。「おかあさんの木」は大川悦生の児童文学を映画化したヒューマンドラマです。7人の息子を戦争にとられ、その無事を祈って7本の木を植えた母親を鈴木京香が演じます。「お国のために」と戦地に出征する息子をただ見送らなければならない悲しみや、帰らぬ息子をひたすらに待ち続けることしかできない苦しみといった戦争によって運命を翻弄された人々の心情を丁寧に描き出した作品です。午後2時からは2回目の上映も行われました。