光原百合さん珠玉の短編集でました

四辻由美子です。

 

 暑い、暑いしか言いようがない。体温に迫る暑さ。そして、寝不足。昨夜3時まで、錦織圭の復帰後初のツアー戦ということで、相手もランキング63位のトンプソン。どちらもブレイクしないまま、2セットタイブレークを制したのが錦織圭。相手のサーブに苦慮しながらも落ち着いてキープをしての勝ち。復活かと思わせる良い試合だったので、最後まで観てしまいました。2回戦はかつて錦織圭のコーチを9年間務めたボッティー二がコーチの18歳のシャン・ジュンチェン。相手は錦織圭をしっかり知っているだけ侮れないけど、諦めないで頑張って欲しい。

 さて、昨日の『よっちゃんのちょっといい話』では、文藝春秋 文春文庫の加藤はるかさんに、7月5日に刊行された光原百合先生のオリジナル短編集「やさしい共犯、無欲な泥棒 珠玉短編集」についてお話を伺いました。この文庫を出された経緯、収められている作品の選出についてなどを伺いました。2011年に第1回広島本大賞を受賞された「扉守 潮ノ道の旅人」を読んで是非先生に作品を書いて欲しいとお願いしていたのが、果たせないままになっていて、亡くなられて、加藤さんの好きな作品を皆さんにも読んで欲しいとの思いで刊行されたようです。デビュー前の作品から「潮ノ道」シリーズ、故郷で編み続けた童話などが収められています。お話を伺っていて、編集者や同じ作家仲間の人たちと接する光原さんと尾道の仲間と接する光原さんの違いが聞けて、新たな作家光原百合さんを知ることができたなぁと思いました。『多面的な魅力を一冊にしています。皆さんに手に取って頂けたら、そして、特に尾道の人に読んで欲しい』と加藤さんからです。いえいえ、私からもお願いしたいです。明日27日は、光原先生と最後の食事をして一年です。ご冥福をお祈りします。

今日は歴史博物館にも行ってきました。『村田和義 芸予諸島を行く客船模型展』を開催中です。夏休みにお子さんと一緒に。目を輝かせること間違いないです。

そして、尾道駅のカンキツスタンドオレンジで不知火のジュースを

 

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