提灯船と花火
柿原裕子です。
いよいよ明日は、
「おのみち住吉花火まつり」だね。
私は今年もアナウンスを担当させてもらうので、今週は準備を進めてきたよ。
今年は、
「がんばろう日本!尾道から元気を!」
をテーマに東日本復興の願いを込めて13000発の花火を打ち上げます。
さて、毎年行われているこの花火だけど、どういう意味があるのかちょっと紹介してみるよ。
花火を近くで楽しんでる人はご存知のように、毎年、花火の時、提灯船の航行がある。
チャンギリの音と共に渡御する様子が尾道の名物でもあり情緒があるよね。
提灯船は、山形、鳥居、御幣と3隻。プラス火船、御座船が航行するんだけど、
花火は海の安全を願う祭りとしての祈りを込めて住吉神社に捧げられる物で、元々はこの提灯船の渡御が主役で、花火は脇役だったらしい。
ちょっと遠くで観てる人は、花火が中断して、船も見えないから、
「あれ~まだかなぁ。」
なんて時間もあるかもしれないけど、
この時間は海の安全を神様にお祈りする大切な時間なの。
震災で大きな津波の被害があった今年は、特に意味の深い時間となるだろうね。
提灯船の渡御は打ち上げ前と打ち上げ中、計2回予定してるよ。
明日は事故のないよう、「おのみち住吉花火まつり」を大いに楽しもうね。
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