ユウガッタ・レディオ

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尾道高校ラグビー部卒部式

今日から3月弥生。ここ数日暖かい日が続いていましたので、今日の雨が冷たく感じられました。

皆さん風邪引かないように!


今日は昨日行われた『尾道高校ラグビー部 第七期生の卒部式』をご紹介します。

今年で3回目の出席です。今年も卒部生の言葉を聞いて感動し、元気づけられました。
今年の卒部生は16名。そのうち一名は女子マネージャーです。

出席者は後援会の皆様、学校関係者、来賓、卒部生の保護者、役員の皆様、 いつも部員がお世話になっているトレーナーの先生や治療院の先生、ラグビースクールの人等です。

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まずは、卒部生の入場から始まり、開会の辞、来賓挨拶、乾杯と続きます。そして、祝宴に入ると、在部生のアトラクション。まずは、 在部生の一人が監督風に、卒部生を紹介するのですが、一人一人の特徴を端的に捉え笑わせてくれました。
それから漫才。よく練習をする時間があったねと思うくらい息の合った二人。また臆することなく演じるので、 プロの新人と言ってもおかしくないほど実に上手かったです。
アトラクションの最後は、1・2年生全員で てっぱんダンスです。そこに、3年生が乱入。3年生はさすがに上手い。 特にテレビでも踊っている彼らの踊りは表情豊かで魅せてくれました。ずっと見ていたかったな。

続いて、卒部生からの記念品贈呈では、製氷機が贈られました。これは、夏場に欠かせないものということで。体験から贈られました。

そして、もう一つ、大事なものが、トレーナーの保科先生から贈られました。『easy come  easy go』という言葉です。これは、「簡単に手に入れた物は、簡単に手の中から去っていってしまうんだよ。 でも苦労や努力をして得たものは、なかなか失わないよ。つまり、大事なものを手にするには、努力や苦労が必要である」 というなかなか味わいのある言葉です。この言葉をしっかり受け止めて、これからの長い人生を歩んでもらいたいと思いました。

そして、メインイベントへと移っていきます。梅本監督の言葉とともに、後援会からの贈り物(ネクタイ、写真にミニジャージー) が卒部生一人一人に田中コーチから渡されます。受け取る前に、卒部生から、 それぞれ3年間の思いとお世話になった皆さんへの感謝の言葉が述べられます。


卒部生全員の言葉を紹介したいのですが、時間の関係もありますので、一部紹介しましょう。
マネージャーの長山さんは、理学療法士を目指し医療福祉大学に進学します。また、 朝練習のために朝4時に起きてお弁当を作ってくれたお母さんへの感謝の言葉が泣かせます。『母を見て、私も将来は母のようになりたい』 あぁ母親冥利につきますね。

また、卒部生の中で、唯一就職をする岡田君は、3年間は怪我との戦いでした。特に脱臼癖があり、何と、花園での開会式の入場行進で、 腕を振りすぎて脱臼をしたという話には会場からも笑いが。
話下手の彼が就職の面接で失敗しないためにと、監督は岡田君をコンビニの店員に、自分をお客に見立てて、挨拶から練習をさせたそうです。 その甲斐あって、見事40倍の競争率を突破しJR西日本に決まりました。

また、誰よりも才能がありながら中々結果が出せない子もいました。彼は、花園での春日丘戦でのピンチは全部自分が作ってしまい、 次の試合では、怪我をしてもいいから身体を張って頑張ろうとタックルをしていったそうです。 元日の大阪朝鮮高級学校との試合でも身体を張ってタックル。キャプテンからナイスタックルと言われた時は、「嬉しくて涙が止まらなかった」 と振り返っていました。キャプテンを尊敬しているんです。

また、ある子は、レギュラーになった友のお母さんが喜んでいる姿を見て、自分がなれなかったのは、彼より努力が足りなかったからだ。 彼がレギュラーになって本当に良かったと心から思えた。と語りました。 悔しさを乗り越え人の喜びを自分の喜びのように感じることができた彼は、尾道高校のラグビー部で素晴らしい青年に成長したんですね。そして、 皆から与えられてばかりで、自分は何にも恩返しができてない。これからは、恩を返して行くような人生を歩んで行きたいとも。

ある子は、雑用して、何とかチームに貢献したいと思って頑張っていたら、試合に出られるチャンスが巡ってきた。何でも、 一生懸命していれば、いつかチャンスが訪れるのだと思ったと。また、同じ様に怪我で試合に出られず悩み、気持ちを切り替えて、 縁の下の力持ちで人を喜ばせることを学んだと語った子もいました。自分の活躍の場を与えて下さりありがとう。の言葉には、 18歳の子から教えられた気がしました。
また、文武両道を最後まで目指して、難関国立大学を受験した子もいます。今は結果待ちだそうです。

キャプテンの木村君は監督からもそして、チームの皆からも信頼されています。1回戦では、同点で抽選になった時、木村君は、 もし勝っても相手チームのことを考えて、皆で、喜びの感情をあらわさないようにしようと選手に伝えたそうです。そして、抽選で勝った時には、 誰ひとりとして喜びを表さず、彼らの分まで頑張ろうと誓い合ったと。監督も彼らの様子に、てっきり抽選で負けたと思ったと話されていました。 このチームは木村キャプテンのもと強い絆で結ばれているのが分かりました。
木村キャプテンが『将来、自分は困っている人を助けに行くレスキュー隊員になりたい』と言った時には、「本当に大した奴だ」 と監督は思ったそうです。

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レギュラーになることの難しさ、そして、なれなかった時の悔しさ、その悔しさをどうやって切り替えることができるか。
様々な葛藤乗り越えて、ラグビーの精神である“ノーサイド”だったり、“一人は皆のために、皆は一人のために”を得ることができるのだと、 改めて考えさせられました。

後援会からの記念品贈呈の後は在部生皆でいきものがかり『心の花をさかせよう』 の歌のプレゼントがありました。

次に、卒部生が保護者の席まで進み感謝を込めて花束を贈りました。
保護者の皆様は3年間の様々な思い出が走馬灯のように駆け巡ったのではないでしょうか。親元を離れての寮生活、 それに怪我がつきもののラグビーですから、それはそれは心配されたことでしょう。

その後、保護者代表の挨拶、閉会の辞へと続きました。
閉会の辞では、加納副市長が挨拶をされ、「創部時の新人戦からずっと夫婦で観に行っていますが、 当時は本当に花園に行くことができるのか半信半疑でしたが、今は安心して観戦できます。また、文武両道のラグビー部だからこそ、 尾道のラグビーを知らない皆さんも応援してくださる。文武両道の精神でこれからも頑張ってほしい」と結ばれました。

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最後に出席者の皆さんで花道を作って、卒部生の皆さんを見送りました。

私の隣の席に座っていらした しゃべる吟遊詩人ことローランド金田さんが、卒部式を 2時間半のノンストップ感動劇場と命名されました。
まさにその通りの涙と笑いの素晴らしい卒部式でした。「こちらこそ感動をありがとう」です。

 

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