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火災.1 「林野火災」

空気が乾いた時期、山菜採りや森林レクリエーションなど入山者が増える時期には、林野火災が増加します。

林野火災の発生を曜日別に見ると、土曜日、日曜日の発生件数は、平日と比べてかなり高くなっています。休日に入山者が多くなり、火災の原因と密接に結びついていることが分かります。林野火災は、市街地での火災とは違って、消防用水の確保や消火活動がとても難しく、火災が広がり、焼損面積が広範囲におよぶことがあります。特に人の手が入ってない自然の状態の山では、枯れ木や枯れ枝が多く、火が燃え広がりやすいといわれています。

出火原因は、「たき火」が最も多く、全体のおよそ3割を占めています。また、その他「たばこ」や「火入れ」など、火気の取扱いの不注意や不始末によるものが多いのが特徴です。
林野火災を防ぐためには、「タバコの投げ捨てをしない」、「たき火など、火を取り扱う時は水を用意する」、「風の強い時は火を扱わない、火から離れない」など、常に周囲に注意を払うことが必要です。

また林野火災は木々が焼失するなどの被害だけでなく、自然環境へ多大な影響を及ぼします。森は一度消失すると再生までに数十年の歳月がかかります。木々の喪失は保水能力の低下を招き、その後、長期間、台風や集中豪雨などの時に土砂崩れなどの自然災害を誘発する恐れがあります。

万一、大規模な林野火災が発生して、住宅への延焼危険が生じたときや入山者の避難が必要となったときは、尾道市が広報車やエフエムおのみち、テレビ等を使用して火災の状況や危険範囲、避難時期、避難方向などをお知らせいたします。その情報によく耳を傾けて行動してください。また、避難の勧告や指示が出された場合には混乱を避けるため、落ち着いた避難をお願いします。林野火災の大部分は皆さん一人ひとりの注意で防ぐことができます。